2024年度総会ーメダルよりも大切なもの
2024年度総会が終わりました。2023年度どの学年もすばらしい成績で各学年、チームができなかった未就学以外小学生はどの学年もメダルを手にできました。Jホグワーツの最初のメダルは初年度2002年の緑区大会銀メダル。決勝戦ではその年千葉市で飛ぶ鳥を落とす勢いだった大木戸FCに0‐12の大敗で、準決勝ではPKで勝ちうれし涙、決勝では大敗し悔し涙。壮絶な1日でした。結成し半年、半分位はサッカー始めて2~3か月の子どもたちがみんな力を合わせて自分たちで試合を組み立て、夏休みの朝練の成果が形に表れた9月の1日でした。今思えばそのメダルがJホグワーツの未来を決定したのです。そのメンバーの中には、その頃からの夢だったというロボット工学の専門家となり、東大の助教にまでなった秀才もいました。
今年のJホグワーツのメンバー、コーチ、保護者も含めみんなサッカーの魅力にとりつかれているのではないかと思います。
それから21年間、私はサッカー指導をJEFおとどけ隊を結成したばかりの池上コーチとジョゼ(ブラジル)コーチに手ほどきを受けてから、子どもたちが楽しくサッカーをできる環境を整え、地道すぎるほど地道にサッカーを続け、よいコーチに恵まれ、地域の信頼を獲得し今年はなんと第33回千葉市長旗ミニサッカー大会の総合優勝。千葉市で最も大きな試合の一つで頂点を極めました。その巨大な千葉市長旗は我が家の二人の子供たちが育った2階の子ども部屋で眠っています。
1年から6年まで本当に楽しくサッカーをしていたのですが、大きな落とし穴も見えてきています。勝利至上主義です。いわばメダルの悪魔です。
取りつかれると怖いし、子どもが潰れ、下手をするとクラブも潰れます。
私が指導を受けた池上コーチが最初に書いた著書「サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法」の最初の部分にその話がでてきます。結論から言うと
①子どもがサッカーを楽しめなくなる。
②サッカーが下手になる。
③子どもたちの人間関係が壊れる。
これだけにかぎりません。激しい練習に拍車をかかりすぎ、サッカー先進国と違って子どものサッカーに規制がない日本ではケガや事故も心配です。
結果よりも過程が大切なのです。川村代表も「練習でできなかったことが試合でできっこないから」と試合中怒鳴っているコーチに苦言を呈します。大切な子どもの育成期に、大人の指示で子どもに対して将棋の駒を動かすような指導を持ち込んでいいはずがありません。多くの子どもの成長をストップさせ、サッカーを嫌いにさせてしまいます。保護者も興奮して応援し、選手に指示したり、挙句審判に苦情を言う、コーチに口を挟む、そんなことが子どもに与える影響は計り知れません。コーチもメンバー全員の気持ちを考えてクラブの運営を行うことを忘れてしまいます。
サッカーの女神は、何が楽しいのかメダルの後ろにそんな悪魔を潜ませて、コーチや保護者の顔色が熱くなるのをみて微笑んでいます。
千葉市長旗の下で毎日寝ている私は、メダルの呪縛から解放され、子どもたちが楽しいサッカーをつづけるにはどうしたらいいか、うなされています。悪魔の誘惑に負けず、もう一度みんなでクラブを再点検しないといけません。ブログもせめて2ヶ月に一度は更新しないとです。
今年のJホグワーツのメンバー、コーチ、保護者も含めみんなサッカーの魅力にとりつかれているのではないかと思います。
それから21年間、私はサッカー指導をJEFおとどけ隊を結成したばかりの池上コーチとジョゼ(ブラジル)コーチに手ほどきを受けてから、子どもたちが楽しくサッカーをできる環境を整え、地道すぎるほど地道にサッカーを続け、よいコーチに恵まれ、地域の信頼を獲得し今年はなんと第33回千葉市長旗ミニサッカー大会の総合優勝。千葉市で最も大きな試合の一つで頂点を極めました。その巨大な千葉市長旗は我が家の二人の子供たちが育った2階の子ども部屋で眠っています。
1年から6年まで本当に楽しくサッカーをしていたのですが、大きな落とし穴も見えてきています。勝利至上主義です。いわばメダルの悪魔です。
取りつかれると怖いし、子どもが潰れ、下手をするとクラブも潰れます。
私が指導を受けた池上コーチが最初に書いた著書「サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法」の最初の部分にその話がでてきます。結論から言うと
①子どもがサッカーを楽しめなくなる。
②サッカーが下手になる。
③子どもたちの人間関係が壊れる。
これだけにかぎりません。激しい練習に拍車をかかりすぎ、サッカー先進国と違って子どものサッカーに規制がない日本ではケガや事故も心配です。
結果よりも過程が大切なのです。川村代表も「練習でできなかったことが試合でできっこないから」と試合中怒鳴っているコーチに苦言を呈します。大切な子どもの育成期に、大人の指示で子どもに対して将棋の駒を動かすような指導を持ち込んでいいはずがありません。多くの子どもの成長をストップさせ、サッカーを嫌いにさせてしまいます。保護者も興奮して応援し、選手に指示したり、挙句審判に苦情を言う、コーチに口を挟む、そんなことが子どもに与える影響は計り知れません。コーチもメンバー全員の気持ちを考えてクラブの運営を行うことを忘れてしまいます。
サッカーの女神は、何が楽しいのかメダルの後ろにそんな悪魔を潜ませて、コーチや保護者の顔色が熱くなるのをみて微笑んでいます。
千葉市長旗の下で毎日寝ている私は、メダルの呪縛から解放され、子どもたちが楽しいサッカーをつづけるにはどうしたらいいか、うなされています。悪魔の誘惑に負けず、もう一度みんなでクラブを再点検しないといけません。ブログもせめて2ヶ月に一度は更新しないとです。
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